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令和 2年 8月臨時会(第 1号 8月 7日)

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  1. えびの市議会 2020-08-07
    令和 2年 8月臨時会(第 1号 8月 7日)


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    令和 2年 8月臨時会(第 1号 8月 7日)                            令和二年八月七日 午前十時開会 第  一 会議録署名議員の指名 第  二 会期の決定 第  三 報告第 十三号 専決処分した損害賠償の額の決定について 第  四 報告第 十四号 専決処分した損害賠償の額の決定について 第  五 報告第 十五号 専決処分した損害賠償の額の決定について 第  六 報告第 十六号 専決処分した令和二年度えびの一般会計予算の補正(第九              号)の承認について 第  七 議案第四十七号 令和二年度えびの一般会計予算の補正(第十号)について 第  八 議案第四十八号 令和二年度えびの病院事業会計予算の補正(第一号)につ              いて           本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件                          令和二年八月七日 午前十時開会   一  会議録署名議員の指名   二  会期の決定   三  報告第 十三号 専決処分した損害賠償の額の決定について   四  報告第 十四号 専決処分した損害賠償の額の決定について
      五  報告第 十五号 専決処分した損害賠償の額の決定について   六  報告第 十六号 専決処分した令和二年度えびの一般会計予算の補正(第九              号)の承認について   七  議案第四十七号 令和二年度えびの一般会計予算の補正(第十号)について   八  議案第四十八号 令和二年度えびの病院事業会計予算の補正(第一号)につ              いて 出 席 議 員(十五名)     一番   北 園 一 正  君     一〇番   上 原 康 雄  君     二番   小 宮 寧 子  君     一一番   竹 中 雪 宏  君     三番   吉 留 優 二  君     一二番   西 原 義 文  君     四番   金 田 輝 子  君     一三番   西 原 政 文  君     五番   中 山 義 彦  君     一四番   蔵 園 晴 美  君     六番   遠目塚 文 美  君     一五番   栗 下 政 雄  君     七番   小 東 和 文  君     八番   田 口 正 英  君     九番   松 窪 ミツエ  君 欠 席 議 員(なし) 議会事務局職員出席者   事務局長     山 口   忍 君  議事運営係    遊 木 凡 子 君   事務局次長    塚 田 和 孝 君   議事運営係長   鶴 田 淳一郎 君 地方自治法第一二一条による説明のための出席を求められた者   市長       村 岡 隆 明 君  介護保険課長   後 藤 一 憲 君   副市長      杉 元 真 一 君  観光商工課長   吉 留 伸 也 君   総務課長     谷 元 靖 彦 君  市立病院事務長  藺牟田 順 子 君   企画課長     黒 松 裕 貴 君  財産管理課長   有 村   充 君   財政課長     宮 浦 浩 二 君   建設課長     森   隆 秀 君                     開会 午前 十時  〇分 ○議長(北園一正君)  おはようございます。  ただいまから、令和二年八月えびの市議会臨時会を開会いたします。  ただいまの出席議員は全員であります。  これより、直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議席に配付いたしております議事日程第一号によって進めます。  この際、諸般の報告をいたします。  まず、令和二年六月定例会において可決されました社会資本整備促進を求める意見書につきましては、六月十九日付をもって、国会及び内閣総理大臣を初め関係行政方面に提出いたしましたから御報告いたします。  次に、監査委員から、令和二年六月三十日付え監発第三十七号、令和二年六月三十日付え監発第三十八号及び令和二年七月三十一日付え監発第四十七号をもって例月現金出納検査結果報告書が提出されましたので、閉会中、各議員に配付しておきましたから御了承願います。  これより、本日の日程に入ります。  日程第一、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第八十五条の規定により、議長において三番吉留優二議員、十四番蔵園晴美議員及び十五番栗下政雄議員の三名を指名いたします。  日程第二、会期の決定を議題といたします。  今期臨時会の日程は、議席に配付しております会期日程案のとおり、本日一日間とする旨、議会運営委員長から報告がありました。  お諮りいたします。議会運営委員長から報告のとおり、今期臨時会の会期は、一日間とすることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、議会運営委員長から報告のとおり、本日一日間とすることに決定いたしました。  日程第三、報告第十三号専決処分した損害賠償の額の決定について、日程第四、報告第十四号専決処分した損害賠償の額の決定について、日程第五、報告第十五号専決処分した損害賠償の額の決定について、日程第六、報告第十六号専決処分した令和二年度えびの一般会計予算の補正(第九号)の承認について、日程第七、議案第四十七号令和二年度えびの一般会計予算の補正(第十号)について、日程第八、議案第四十八号令和二年度えびの病院事業会計予算の補正(第一号)について、以上、一括議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(村岡隆明君)  おはようございます。八月臨時会議案等について、その提案理由を説明いたします前に、一言おわびを申し上げます。  今回、提案いたします議案について、報告第十三号、十四号、十五号と三件の損害賠償事案がございます。市の過失等による事故等については、さきの六月定例会でも、議員より厳しい御意見を頂き、私としても深く反省し、改めて安全管理危機管理に対する意識を高めていく必要があると痛感したところでありました。  このため六月定例会終了後、定例課長会や全職員が閲覧するグループウエア等で、再三にわたり注意喚起意識徹底、具体的な取組や手順等の整備、見直し等の指示をしてまいりました。  しかしながら、結果として今回このように道路施設の不備や業務遂行における安全管理の徹底ができなかったことにより、市民の皆様に御迷惑をおかけし、市議会の皆様にこのような報告をしなくてはならないことを大変申し訳なく、深く反省をしております。大変申し訳ございませんでした。  今後、さらに職員への指導を徹底していくとともに、安全管理への意識を高める取組や事故等を起こさないような具体的な取組についても対策を講じ、再発防止に努めてまいりますので、皆様の御理解を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、八月臨時会に提案いたします議案等について、その提案理由を御説明いたします。  報告第十三号専決処分した損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。  令和二年五月十六日土曜日、午後一時〇〇分頃、市道岡元耕地十号線を走行中の車が横断溝を通過したところ、グレーチング蓋が跳ね上がり損傷させた物損事故について、市側の過失割合一〇〇%、相手側過失割合〇%の判定で示談が成立し、損害賠償額が決定しましたので、地方自治法第百八十条第一項の規定により専決処分しました。よって同条第二項の規定により報告するものであります。  報告第十四号専決処分した損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。  令和二年六月二十六日金曜日、午後三時十分頃、建設課職員えびの湯田地区河川公園堤防法面を自走式草刈機で除草中に小石が跳ね、堤防道路に駐車中の車に当たり、後部座席窓ガラスが割れた物損事故について、市側の過失割合一〇〇%、相手側過失割合〇%の判定で示談が成立し、損害賠償額が決定しましたので、地方自治法第百八十条第一項の規定により専決処分しました。よって同条第二項の規定により報告するものであります。  報告第十五号専決処分した損害賠償の額の決定について御説明申し上げます。  令和二年七月一日水曜日、午後三時十分頃、介護保険課会計年度任用職員が、東川北自治会介護予防業務を終え、東川北自治公民館敷地内で公用車を後進させた際に確認不足により駐車中の車に接触し、損傷させた物損事故について、市側の過失割合一〇〇%、相手方の過失割合〇%の判定で示談が成立し、損害賠償額が決定しましたので、地方自治法第百八十条第一項の規定により専決処分しました。よって、同条第二項の規定により報告するものであります。  報告第十六号専決処分した令和二年度えびの一般会計予算の補正(第九号)の承認について御説明申し上げます。  新型コロナウイルス感染症宮崎県内での感染増加に伴い、感染拡大を防止するため、宮崎県が県下全域で、接待を伴う飲食店食事提供施設休業等の要請を行ったことに伴い、休業等に応じた飲食店等休業要請協力金を支給するため、令和二年度えびの一般会計補正予算を計上する必要が生じましたが、議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分しましたので、同条第三項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものであります。予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ二千四百万円を追加し、補正後の予算総額は一百六十八億四千二百七十万七千円となります。歳出としましては、商工費で、休業要請協力金を計上するものであります。歳入としましては、歳出の財源として、県補助金の計上及び財政調整基金繰入金を増額するものであります。  議案第四十七号令和二年度えびの一般会計予算の補正(第十号)について御説明申し上げます。  令和二年度えびの一般会計予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ一千七百四十一万一千円を追加し、補正後の予算総額は、歳入歳出それぞれ一百六十八億六千一十一万八千円となります。今回の補正のうち歳出としましては、病院事業会計新型コロナウイルス感染症対策事業に伴う繰出金の計上であります。歳入としましては、今回補正の財源としての財政調整基金繰入金を増額するものであります。  議案第四十八号令和二年度えびの病院事業会計予算の補正(第一号)について御説明申し上げます。  令和二年度えびの病院事業会計予算の補正につきましては、病院事業収益病院事業費用をそれぞれ同額の八百六十二万六千円増額し、補正後の病院事業収益は八億三千二十八万円、病院事業費用は一十億二千七百二万七千円となります。また、資本的収入資本的支出をそれぞれ同額の八百七十八万五千円増額し、補正後の資本的収入は八千五百九十七万九千円、資本的支出は一億三十二万三千円となります。内容としましては、えびの市立病院における新型コロナウイルス感染症対策として、発熱患者等に対する医療体制環境整備院内感染防止を図るための補正であります。なお、財源につきましては、一般会計繰出金を増額するものであります。  以上、御提案申し上げましたが、何とぞ御賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(北園一正君)  説明が終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑通告のためそのまま休憩いたします。                     休憩 午前 十時 十四分                     開議 午前 十時 十四分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、五番中山義彦議員の発言を許します。中山議員。 ○五番(中山義彦君)  皆さん、お疲れさまでございます。七月四日からの熊本豪雨災害で、えびの市でも甚大な災害が発生いたしました。災害に見舞われました皆様には、心よりお見舞い申し上げます。  また、春先からの新型コロナウイルス感染症についても、全国の多方面で感染者増大傾向にあり、当局におかれましては、この二つの大きな問題に日夜対応に尽力していただき、深く感謝申し上げます。  では、本臨時会の質疑に入ります。  本臨時会での議案質疑は、報告第十三号、報告第十四号及び報告第十五号の専決処分した損害賠償の額の決定について、報告第十六号専決処分した令和二年度えびの一般会計予算の補正(第九号)の承認について、議案第四十八号令和二年度えびの病院事業会計予算の補正(第一号)について、以上五件について質疑いたします。  まず、報告第十三号、報告第十四号及び報告第十五号の専決処分した損害賠償の額の決定については、三件とも損害賠償事件であるため、包括して質疑を申し上げたいと思います。  この件については、前回の定例会以降、さらに今回三件の損害賠償事件が上程され、類似の賠償が続いております。ただいま市長から総論での謝罪がありましたけれども、そのことから、質疑は報告三件の内容の確認だけではなく、類似事件の今後の再発防止の対応について、具体的な内容をお聞きしたいと思います。  再発防止のためには、リスクマネジメントというより、リスクヘッジをいかに図るかが重要であると考えております。このリスクヘッジの観点から、市として今後どのような対応を考えているのか、例えば、処分基準見直し等についても含めてどのような対応を考えておられるのか、大きな意味での回答を求めたいと思いますが、答弁をよろしくお願いいたします。 ○市長(村岡隆明君)  六月定例会におきましては、公共施設の管理の観点であったりとか、当然、交通事故危機管理、こういった点について御指導を頂いたところでございます。私といたしましては、個人個人、職員の注意喚起はもとより、新たな行動指針をつくらなくてはいけないということで、それぞれに指示をしたところでございます。  前回も公共施設の管理につきましては、財産管理課のほうでマニュアルをつくって、施設管理それぞれに提示をしておりましたけれども、そのマニュアル見直しであったりとか交通安全に対する新しい取組の方法、今後気をつけますということだけではなくて、新たな行動を始める必要があるということで指示をしたところでございます。  マニュアル等の中身については、財産管理課長総務課長をして答弁をいたさせます。 ○財産管理課長(有村 充君)  さきの六月定例会におきまして、厳しい御指摘を頂きました安全対策につきましてですが、現在、財産管理課におきまして、点検チェックシート改正作業を行っているところでございます。  点検の間隔を見直すほか、点検を必要とする箇所やその方法について、施設の構造ごとに違いを持たせる意味合いと、点検する職員で、その点検の制度にばらつきが出るといけませんので、ばらつきがないようにするため、具体的な点検のやり方、それから場所について、図や写真などでも示すよう、詳細なものに変えていこうということで考えております。  このため、この詳細な作業に少々時間がかかっておりますが、間もなく示すことができるのではないかということで考えております。 ○総務課長(谷元靖彦君)  今回の件に対します今後の対応ということでございます。六月定例会終了後に、市長からも直接、課長会等も含めて指示を頂いております。  その中で、総務課といたしましては、意識面の改革ということで、再三にわたり注意喚起を行い、あるいは時宜を捉えた形で、例えばほかの自治体での飲酒運転等の情報があれば、その際に職員向け注意喚起をしたりということで、注意喚起を強めております。  また、今後、定期的に交通安全に対する取組につきまして注意喚起を行っていくこととしているほか、現在、交通安全に関する職員研修の企画を調整中でございます。また、運転者の服務に関する訓練についても、改正を検討しているところでございます。  また、各所属長には、公用車を運転する際の前段の命令の段階において、職員の健康管理であったり注意喚起であったり、そういったものをしていただくようにお願いしているところでございます。 ○五番(中山義彦君)  今、市長ほか担当課長から御答弁頂きましたけれども、今、総務課長がおっしゃいましたように、職員の意識改革、これが一番の根幹だろうとは思いますので、これを具体的にどういうふうにやっていくのか、さらに進展させていくのか、ここを十分検討してやっていただきたいと思いますが、先ほど、市長、課長の答弁の中に、指針をつくる、それからマニュアル見直しを行う、チェックシート見直しを行うとありましたけれど、ここらあたりはいつまでやるつもりでありますか、お答えください。 ○財産管理課長(有村 充君)  チェックシート見直し作業につきましては、ほぼ終えておりまして、先ほど御説明しましたとおり、詳細なものということで考えておりますので、今、点検個所の図面の図化、それからそこを示すような作業のやり方を写真を撮ってということの作業を行っております。
     これにつきましては、間もなく完成するものと思っておりますので、お示しをしたいということで考えております。 ○五番(中山義彦君)  これ市長の答弁でしたけれども、行動指針はいつまでつくるんですか。 ○市長(村岡隆明君)  行動指針といいますか、先ほどのマニュアルがある程度財産管理課のほうから基本的なものが示されておりましたが、それをさらに具体的に示すと。そのことでこれまでのチェック体制と違ったチェック、行動を職員そのものが行動を変えてくれるということになりますので、そういったものでしっかり見直していきたいと思っております。 ○五番(中山義彦君)  再度申し上げますけれども、やはり個人の攻撃というか個人を批判しているわけではないわけで、組織としての、いかにやっぱり意識改革というのですか、ここを上げていくのか、モチベーションを上げていくのかというのが一番大事だと思いますので、総務課長がおっしゃいましたように、具体的なやっぱり成果が出るようなといったものをつくって、挑戦というか、教育をしていただきたいと考えております。  次に、報告第十六号専決処分した令和二年度えびの一般会計予算の補正(第九号)の承認についてお聞きします。  これは、追加資料を頂いていますので、これに沿ってお聞きしたいと思いますけれども、まず、八月五日の配付資料で、これはA四両面コピーなんですけれども、二枚目を見ていただきたいんですが、一番上段に、協力金交付内容における協力金の額は西諸統一とあります。そうなりますと、一ページの交付内容、二番の交付内容を見ると、区分が四つに分けてあるわけですが、これは全て西諸統一したものであるのか、ここをまずお聞きします。 ○観光商工課長吉留伸也君)  交付内容及び区分等のそれぞれの単価につきましては、西諸の小林市、高原町と協議を進めながら単価設定したところでございます。 ○五番(中山義彦君)  今、御説明の一ページの交付内容の右側の協力金ですね、これについては三市町の統一した見解だということで理解しておきます。  これ二ページなんですけれども、この案件というのは、今回、県の休業要請に沿って実施するものであるということなんですけれども、なぜ西諸統一なのかということについてお答えいただけますか。 ○市長(村岡隆明君)  この案件につきましては、当初、西都・児湯地区で同様の対応をされておりまして、それを県下全域に広めるということでございました。当然、県のほうから統一というような要請はなかったところでございますが、事前にリモート会議等で、首長たち意見交換をする中で、各市町村によって、前回がかなり差が出てきてしまったと、協力金が多い自治体もあれば少ない自治体もあったので、ある程度統一した方向性でということで、協力要請といいますか、市長会長であったりとか、そういったところから、ある程度調整して、市町村で差がないように御協力頂きたいというような、強制ではございませんけれども、そういった御意見がございましたので、西諸ではある程度統一していこうということになりました。  県下では、最も協力金が高い部類に入る中身にはなったのではないかと考えております。 ○五番(中山義彦君)  確認のためお聞きしますけれども、詳しい資料をつくっていただいて、ここを見ますと、協力金の内容の中に、財源の配分も記載していただいて非常に分かりやすいと思います。そうなると、ここにあります市の財源を充てるということは、えびの市が充てるということは小林市、高原町も同じ金額を同市町が統一したあれですから、当然、財源を投入すると、こういう理解でいいんですか。 ○観光商工課長吉留伸也君)  御質問のとおり、県の休業要請に対する補助というのが一定でございますので、当然、各市町がそれに合わせて、不足する分を補っていくということになっております。 ○五番(中山義彦君)  次に、二ページの中段、申請の方法、これ予定なんですけれども、申請時期というのが(一)であります。そこの下に、八月七日をめどに申請方法の周知を行うとありますけれども、この周知というのは、同じように、資料二、添付されていましたカラー刷り両面コピー、これをもって周知したということで理解していいんですか。 ○観光商工課長吉留伸也君)  カラー刷りチラシにつきましては、議員方にお配りしてあるこの説明資料の部分をチラシとして配付してある分でございまして、説明資料の申請の方法の中で、申請する方法につきましては、今後、要綱、要領等の定めに従いまして、どういった内容で申請書であったり添付する書類であったり、そういったものを示しながら、事業者のほうには通知をしていく予定でございます。 ○五番(中山義彦君)  課長の御説明も分からないことないんだけれども、私が聞いているのは、申請時期の下の段にある八月七日をめどに事業者に対して申請方法の周知をすると書いてあるのが、どれをもって八月七日にしたのかということをお聞きしておるわけですが、いかがですか。 ○観光商工課長吉留伸也君)  八月七日、本日でございますけれども、現在、今、県のほうと、どういった申請書に添付する資料等が必要かどうかというのも調整しながら、申請者事業者に対してどういった資料を出していただかないといけないといったものもあわせて周知をする必要がございますので、そういった書類等が整い次第、事業者のほうには通知を出したいと思っていますので、現時点では、まだ全て提出する資料がここに示してあるわけではございませんので、今後、必要な書類等をそろえて申請者のほうには配付をしていくということになります。 ○五番(中山義彦君)  了解いたしました。  この件での最後なんですけれども、申請先ですね、それから受け付けが終わって九月いっぱいでございましたかね。九月末までとするということになっていますので、これが完了した後の支払いなんですけど、これは市の担当課ということでよろしいんでしょうか。 ○観光商工課長吉留伸也君)  申請の受け付けの方法でございますけれども、受け付けにつきましては、休業要請期間が終了後に受け付けてまいります。三密を避けるために、それぞれ電話で予約いただいて、時間を設定して来庁していただくと。当然、その中で、必要な書類等を準備した中で申請を受け付けていくわけですが、申請の方法につきましては、補助金交付要綱に基づきまして申請していただきますので、その申請されたものにつきましては、必要な書類の審査等を行いまして、適宜交付していくということになろうかと思っております。  窓口につきましては、市の担当課観光商工課でございます。 ○五番(中山義彦君)  申請、支払いについては、担当課のほうで直営でやるということで理解しておきます。  最後に、議案第四十八号令和二年度えびの病院事業会計予算の補正(第一号)についてお聞きいたします。  これも追加の説明資料を頂きましたので、これに沿ってお聞きしたいと思いますけれども、四項目ほどですね。  まず、専門講師への報償費、これはどういったものを講演していただくのか、どこから呼ばれるつもりなのか、そして回数は一回程度なのかについてお答えください。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  大学等からの専門講師に対する報償費についてでございますが、例えば看護大学等の感染管理認定看護師等の資格を持った方に、専門的な立場から当院の施設を見ていただき、院内感染対策についてアドバイスを頂くものでございます。  回数といたしましては、五回、費用弁償を含めて一回三万円を予定しているところでございます。 ○五番(中山義彦君)  次に、経費の中なんですけれども、待合用に使用するコンテナの賃貸借なんですけれども、これは期間はいつからいつぐらいまでを想定されたものでございますか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  コンテナにつきましては、検査医療体制のための購入でございますので、補正予算をお認めいただきましたら、すぐに購入いたしまして、本年度、三月三十一日との予算として計上させていただいているものでございます。 ○五番(中山義彦君)  この説明資料でいくと、賃借料になっているものですから、これはリースかなと思って聞いたわけなんですけれども、これは購入なんですか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  申し訳ございません。訂正させていただきます。賃借料でございます。リース料でございます。 ○五番(中山義彦君)  期間はいつまで見てあるのかお聞きしているわけです。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  予算を認めていただきまして、それから契約をいたしまして、期間といたしましては、来年度の三月三十一日までということでございます。 ○五番(中山義彦君)  三月、年度末までということで了解いたしました。  次に、建設改良費ですね、ここの中に器械備品の購入というのが載っているわけですけれども、主にどういったものなのかお示しください。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  検査用のボックスについて御説明いたします。  この器具は、飛沫接触感染に対応した検体採取用の道具でございます。飛沫接触感染を防ぐつくりとなっておりまして、具体的には、箱の内側から手袋を通して患者から検体を採取するための非接触型の道具でございます。 ○五番(中山義彦君)  ちなみに数は幾らですか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  検査ボックスは一つを予定しております。 ○五番(中山義彦君)  最後になりますけれども、病院施設改良費の中に、遠隔モニター設置工事とありますけれども、これは病院内でのモニターだと思いますが、これの設置概要、モニターを設置するということですので、設置の概要を御説明頂きたいと思います。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  遠隔モニター設置工事について御説明申し上げます。  この工事につきましては、この遠隔モニターにつきましては、病室とナースステーションを映像で結ぶものでございます。  例えば、夜間の救急受入れで、コロナの疑いがある患者を一泊入院させて様子を見る事態が予想されているところでございます。そのような場合、映像を通して患者さんの様子を観察したり患者さんとのやりとりを行うことで患者さんとの接触を避け、院内感染を防ぐものでございます。  モニターについては一式を予定しているところでございます。 ○五番(中山義彦君)  これ、ナースステーションと病室との遠隔だということだということなんですけれども、全病室とナースステーションをつなぐものですか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  この設置につきましては、感染隔離が必要な病室に設置すると予定しております。 ○五番(中山義彦君)  必要なところということですが、何室ぐらいの予定なんですか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  現在のところ、四室程度を予定しております。 ○五番(中山義彦君)  これで今回の質疑を終わりますけれども、元に返りまして、報告第十三号から報告第十五号の損害賠償、これについての総務課長の答弁がありましたけれども、ここを徹底して、個人的な問題というより組織としていかに再発防止を図るかということに効果が出るような施策というかシステムを構築して、職員への教育をやっていただきたいということで質疑を終わりたいと思います。 ○議長(北園一正君)  次に、九番松窪ミツエ議員の発言を許します。松窪議員。 ○九番(松窪ミツエ君)  おはようございます。早速質疑のほうに入らせていただきます。  今回の臨時会におきまして、議案第四十八号令和二年度えびの病院事業会計補正予算(第一号)について質疑を行います。  ただいま中山議員のほうからも詳細な質疑がございましたが、私も同じ質問をと考えておりました。さらに中山議員の質問の中から、また私の質疑をしたいところをお尋ねいたしますので、御回答のほう、よろしくお願いします。  補正予算として、今回、一千七百四十一万一千円が組まれておりますけれども、この中で、款、病院事業費用、項、医業費用、目、材料費の中に、診療材料購入費六十万一千円ございますが、この購入はどういうものを購入なさるのかお尋ねいたします。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  材料費についてお答えいたします。  材料費につきましては、まず、診療材料費でございます。感染予防対策としてのN九十五マスクや使い捨てガウンなどの衛生用品等でございます。  次に、給食材料費、使い捨ての食器、紙コップ等でございます。  続きまして、医療消耗備品といたしまして、足踏み消毒ポンプや非接触型電子体温計などの購入を計画しているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  次に、款、病院事業費用、項、医業費用、目、経費につきましてお尋ねいたします。  この報償費一十五万円につきましては、ただいま中山議員よりも質問がございましたけれども、この大学「等」からの専門とございますが、ほかにも何か機関をお考えでございましょうか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  現在のところは、看護大の先生を考えているところですが、いろいろな御意見をお聞きいたしまして、専門的な先生がいらっしゃいましたら、ぜひお願いしたいと思っておりますので、「等」ということでさせていただきました。 ○九番(松窪ミツエ君)  五回ほど施設の点検といいますか、施設の管理状況とかいろいろ調査をしてくださるということでございますけれども、これをどのような形で生かされていかれるのか、再度お尋ねいたします。中山議員にもお答えされたかと思いますが。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  当院におきましては、感染症の指定病院ではございませんので、設備におきましても、そのような対策が取られていないところでございますので、専門的な立場で施設を見ていただきまして、感染の区分けといいますか、清潔な区域、不潔な区域、そうでない区域というゾーニングとかもありますので、動線を確保するのにも専門的な意見を必要としますので、そういうことを多数重ねまして、院内感染を防ぎたいということで、お願いしようと計画しているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  院内での集団感染を防ぐための最善を尽くすということであろうかと思いますが、ぜひこれは今の市立病院の状態では、本当に念入りな設備の環境を整えることが必要かと思います。ここは十分にアドバイスを頂かれて、集団感染が発生しないような状況、環境をぜひ整えていただきたいと思います。  次に、ここで上げてあります消耗品費三十八万二千円、これについてはどういうものを購入されるものかお伺いいたします。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  消耗品の中身につきましては、例えば足踏み式のごみ箱、感染防止シート、アクリル板等でございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  次に、消耗備品費八十三万円、これについてはいかがでしょうか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  消耗備品等につきましては、ポータブルトイレ、医療乾燥除湿機、タブレット等を計画しているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  賃借料につきましては、ただいま御質問がございましたが、このコンテナにつきましては、どのような場所にセッティングといいますか置かれるか、確保されるのか、その計画はもうできているのでしょうか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  一般の患者さんと区分けするために、病院玄関入り口とは反対側のほうに設置しようと考えております。 ○九番(松窪ミツエ君)  病院の北側ということですよね。そういうような細かな配慮がありまして、なるべく感染を防ぐ対応というのは必要かと思いますが、こちらのほうの裏側となりますと、受け付けといいますか、患者さんの、まず第一歩で受け入れる、そういうこともちゃんと整ってないといけないかと思いますが、ここら辺の市民への周知はどのような形になるのでしょうか。市民に周知する必要があるとお考えでしょうか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  発熱等のある患者さんにつきましては、現在、正面玄関の入り口につきまして、大きな看板を設置させていただいて、発熱や風邪症状のある方につきましては、直接入らずに、電話をしてくださいということで、電話番号を大きく掲示しておるところでございます。  そこで連絡を頂きまして、事務職員や看護師等がフェイスシールドをしたり手袋をしたりマスクをしたり、そういう院内感染防止の標準予防策を準備いたしまして、患者さんに接しているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  工事請負費、款の資本的支出、それから項の建設改良費、目、病院施設改良費、工事請負費二百五十三万円、これにつきましての工事請負費といいますか、どのような経費になりますか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  工事請負費につきましては、一つは、遠隔モニターの設置工事、先ほどお話ししました設置工事になります。もう一つの大きな工事につきましては、職員用のシャワー室の設置を検討しているところでございます。  例えば感染患者や疑いの患者さんに職員が対応する中で、飛沫を浴びたり接触する可能性もございますので、そのような場合を想定した院内感染防止策として考えているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  そうなりますと、市立病院内に四床は発熱用の入院患者を設けるという答弁がございましたけれども、そこの設備を整えるための予算といいますか、そういうものは計上していなくても大丈夫なのでしょうか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  そこに対する必要経費につきましても、この予算で対応できるところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  その四床というのは、病院内のどこに設置をされる予定でありますでしょうか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  一般の入院患者とは違う階で予定をしております。 ○九番(松窪ミツエ君)  全く隔離されたといいますか、そういう環境の中での受入れということを徹底されるという、当然のことでしょうけれども、そういうことでしょうか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  動線として区分けしているところでございます。 ○九番(松窪ミツエ君)  今、市民病院のほうで、私たちは、まさかここまでウイルスがまた広がってくる、感染してくるとは、予測はある程度はしておりましたけれども、秋口か冬かなというような甘いところも私の中にはございましたが、こんなに急に感染力のあるものとは、実際驚いているところでございますが、この対応の仕方にも、国と自治体との温度差というのを幾分か感じるところもございますが、現在のところ、宮崎県でも急激な患者の増加が傾向をたどっている中、市民への呼びかけといいますか、今、呼びかけはしてくださっていますけれども、さらに緊急、この前も緊急ということでいただいておりますが、さらに今の状況を見て、市民への呼びかけというのは、どのようにお考えなのか、市長にお尋ねいたします。 ○市長(村岡隆明君)  なかなかタイムリーに情報を伝える方法がございませんで、回覧文書であったりとか、緊急に自治会長に配っていただいたりしている状況でございますが、八月の通常の回覧文書でも注意喚起、または陽性患者への誹謗中傷をしないようにと、デマ等が出回っていると、えびのでも既に出回っている状況ではございますけれども、そういったところも含めて注意喚起をさせていただいているところでございます。  当然、日に日に状況が変わってきておりますし、西諸、えびの市での発生ということも十分考えられますので、当然、そうなりますと、公共施設を閉めたりとか、改めて注意喚起とか、事前にそういったことも市民の皆さん方にも知っていていただきたい部分がございますので、これまでのかなりの情報量は届いていると思いますけれども、そういった対応もまた随時行っていきたいと。ホームページ、フェイスブック、それだけでは情報を取りに行けない方々もいらっしゃると思いますけれども、また議会も含めて随時情報提供していきたいと思っております。 ○九番(松窪ミツエ君)  市民の中にも、何か情報がちょっと薄いのではないか。市のほうからの発信をもっと緊迫したものが欲しいということもございますが、やはりあまり恐怖心をあおっても、また日常生活に影響してまいりますので、そこら辺は非常に難しいところかなと思いますが、日々の実態をよく捉えながら、市民が安心して暮らせる対応を取っていただきたいと思います。  こういう状況、市長のほうでも、非難、中傷、誹謗ということをおっしゃっていましたけれども、ここのところは、本当、えびの市では万が一発生しても、絶対そういうことをしてはならない、しない、自分のこととしてお互いにそこは理解し合うというような、そういう市民性というのが必要かなと思うんです。そうであってこそ、ああ、あそこに移住しようかな、人のぬくもりが本当にあるところだという、そこのところを基盤に置いた対応というのを、ぜひ取っていただきたいと思います。  病院のほうでも、非常に大変な中での御苦労をされているかと思います。また、各課におかれても、非常に多忙な中を、新型コロナウイルス感染症に対しては日夜時間外での働きとか、今随分ございますが、どうか適切な動きの中で早い判断、決断をしていただいて、対処を取っていただきたいと思います。  私の質疑は、以上で終わります。 ○議長(北園一正君)  しばらく休憩いたします。                     休憩 午前十一時  〇分                     開議 午前十一時  十分 ○議長(北園一正君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、六番遠目塚文美議員の発言を許します。遠目塚議員。 ○六番(遠目塚文美君)  それでは、本臨時会に提案されました議案並びに報告についての質疑、三件通告をさせていただいております。  報告第十六号専決処分した令和二年度えびの一般会計予算の補正(第九号)の承認について、議案第四十七号令和二年度えびの一般会計予算の補正(第十号)について、議案第四十八号令和二年度えびの病院事業会計予算の補正(第一号)について、順に質疑をさせていただきます。  なお、議案第四十七号、議案第四十八号は関連しておりますので、続けてという形で質疑をさせていただきます。  まずは、報告第十六号より、先ほどより中山議員、また松窪議員からも詳細についての質疑がございましたので、重複する部分はできるだけ割愛をしてお聞きをしたいと思いますが。  まず、今回は、県の要請を受けての全県一斉での休業要請というところで理解をいたしております。詳細についても説明書を頂いておりますのでお読みしたところでございますが、今回、市の財源としては、一般財源、基金の繰入れというところで財源の確保をなされていらっしゃると認識しております。  この予算について、前回も休業要請等をした際のこの補助金、協力金等は国からの交付税対象となり得るものであるのではないかということで、市長の答弁もあったかと思いますが、今回のこの二回目の休業要請に係る協力金等は、今後国の交付金等で措置されるものかどうか、市長、お考えをお示しください。
    ○市長(村岡隆明君)  今の件につきましては、財政課長をして答弁をいたさせます。 ○財政課長(宮浦浩二君)  今回の一般財源につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象になると考えているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  基金にも限りがあるものでございますので、しっかりと国からの交付金を活用して、実のあるものにしていただきたいと存じます。  また、説明書のほうでお尋ねをさせていただきますが、両面になっておりますので、裏面、二ページ目となります。三、予算のところで、積算の詳細について、各事業所の事業者数等々も計上いただいておりますが、前回の第一回目、ちょうどゴールデンウィーク中にかかった際の、この休業要請の際の要請予定の業者数が、実際に申請するときには、予想していたよりも少なかったというお話を聞いたかと思いますが、今回はその第一回目を想定しての、今回もこの事業者数というところで算定をされていらっしゃるものかお尋ねをいたします。 ○観光商工課長吉留伸也君)  御質問のとおり、五月一日に専決いたしまして、支援を行った飲食店につきましては二百四件を想定いたしておりましたが、実際、そのうち休業なり事業の縮小等がありまして、影響を受けた事業者が百三十七でございましたけれども、その中で、交通事業者であったり、今回対象にならないところを除きまして、対象になる事業者を振り分けて、今回件数として予算等のお願いをしたところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  今回は市独自として、自動車運転代行業を運営する事業者への支給額、一台当たり五万円ということで計上されておられます。四事業者分ということですが、これはあくまでも代行業ということで、タクシーで代行する際というのは、その事業所は対象となっているのかどうなのか、お示しをお願いいたします。 ○観光商工課長吉留伸也君)  この代行業につきましても、西諸統一した考え方で対象としているところで、タクシーは通常昼間の営業等もございまして、完全な休業等は行いませんけれども、代行業につきましても、休業は求めないところでございますが、影響を受けるということで、一台当たり五万円の支援を考えているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  また、この飲食を伴うということになりますと、市内には指定管理者の施設でも飲食を伴う場所がありますが、指定管理施設については、この対象にはなり得るものなのか、ならないものなのか、お示しをお願いいたします。 ○観光商工課長吉留伸也君)  指定管理者の取扱いでございますが、指定管理者は基本的には休業いたしておりませんし、夜間の飲食を提供する施設であれば、時間短縮等を行えば対象になるケースはございますけれども、現段階では対象としていないところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  では、もう少し詳細についてお尋ねをさせていただきますが、今回、この後に「飲食店の皆様へ」ということで配られるこのチラシのほうも、私どもにも配付をいただいておりますが、この表面の一番下、大変重要かと思っております。  ガイドラインの遵守というものが支給の要件となりますということで、説明書のほうでも、中で感染症予防対策の確認、裏面の四の(四)に対して、感染症防止対策の確認、県のガイドライン遵守については、各事業者が提出する誓約書で確認することを予定していますが、現段階では県からの誓約書(案)など詳細な指針が示されていないという記載がありますので、このことは認識はいたしておりますが、ただし、ゴールデンウィーク後、ウィズコロナというところで、新しい生活様式の中で、この飲食店等々におかれましては、ガイドラインにのっとった対策等をしっかりと行うということが義務づけられているというと少し強い言い方かもしれませんが、しっかりと対策を行うようにということはうたわれているかと思います。  現段階において、えびの市内のこの飲食店に関しまして、何か調査等をなされたものか、何か確認はされたものかお示しをお願いいたします。 ○観光商工課長吉留伸也君)  このガイドラインでございますけれども、厳密にはそれぞれの事業所の調査等は行っておりませんけれども、ここで要請しておりますのは、あくまでも休業要請が終了した十七日以降については、こういったガイドラインに従って営業を再開してくださいという要請でございますので、そこで必要な措置というものは申請する段階で各飲食店等には周知してまいりたいと思っていますが、今、少しずつ県とのやりとりを行いながら、どういった内容を周知していくか、ガイドラインの詳細につきましても情報等が来ておりますので、それぞれの飲食店に申請する段階では周知をしてまいりたいと考えております。 ○六番(遠目塚文美君)  このガイドラインの内容に関しては、店舗によってはなかなか厳しい、対策を講じることが厳しいというお声もお聞きしているところでございますが、しっかりとこのガイドライン、予防対策という意味では、しっかりと遵守しなければならないものですし、休業ではなく、短時間の営業となりますと、営業をするということには変わりはないところでございます。そのあたりもまた注意喚起も含めて、担当課のほうからは周知徹底をいただきたいと思います。  なお、今回この県下一斉で、また休業、時間短縮営業の要請が飲食店を中心に行われた背景には、県内でクラスター化したと言われている指定された場所二か所が飲食店というところで懸念されていることが大きな要因かと思っておりますが、クラスター化となった飲食店の、なぜクラスター化となったのか、予防対策はしっかりなされていたものか、きっとガイドラインに沿った営業をなされていらっしゃったとは思っておりますが、そのような調査内容等、ガイドラインは決まったものの、それに沿って営業をしていたのに感染者が出てしまったということであれば、ガイドラインの見直しというところも必要かと思いますが、そのような情報は、県また保健所からは何か来ているものかお尋ねをいたします。 ○観光商工課長吉留伸也君)  各市町村で、クラスターとなった飲食店等で、どういった飲食の提供等を行っていたかの詳細については、情報としては来てはおりませんけれども、そういった状況を踏まえまして、県内の各飲食店で取っていただく遵守すべきガイドラインについては、県のほうからも示されておりますので、そこを遵守していただくようには各飲食店には周知してまいりたいと思っております。 ○六番(遠目塚文美君)  陽性が確認された方が悪いわけでもなく、また、クラスター化となった飲食店が全てということもありません。しっかりとそういった情報等々が共有なされることが風評被害を招くことを防いだりと、そういったことにもつながるのかなと思っておりますので、また、そのあたりは県また各市町村との連携を図っていただければ幸いでございます。  今回、また大きな痛みを伴う休業要請、また時間短縮営業となりますが、市長、業者の方にとってはお盆の時期というのは、通常であれば大変にぎわう時期でもございます。今回、どのようなお気持ちでこの要請を出されるものか、最後にお尋ねをいたします。 ○市長(村岡隆明君)  要請自体は県知事が出すわけでございますけれども、当然、GoToキャンペーンであったりとか、復興に向けたいろいろな取組に期待がある中での要請でございました。  休業要請を知事がされる前に、二十六市町村長とのオンラインの会議等も、意見交換というか意見集約というか、意思決定ではございませんでしたけれども、そういった中でもやはり発生している自治体にしては非常にありがたいと、お盆に向けて心配していたので、休業要請ありがたいというようなお言葉もありましたけれども、書き入れどきに期待していた収入がないということで、この協力金につきましては、県も協力金の予算化はしておりますが、非常に少ない金額でもございましたので、二週間分にはまだまだ足りない部分だとは思いますが、各市町村もそれぞれ財政出動しながら、十六日以降、これが延びていくのかどうか、まだ不透明なところもありますけれども、まずはこの期間、しっかりこの対策を打ちながら、この休業要請協力金がしっかりまた生きてくるような政策をしていきたいと。  いろいろ注視していかなくてはいけない、蔓延防止もそうですけれども、経済の復興についても、随時情報収集に努めていきたいと思っております。 ○六番(遠目塚文美君)  では、次に移ります。次に、議案第四十七号令和二年度えびの一般会計予算の補正(第十号)並びに議案第四十八号、関連してとなりますので、先に議案第四十七号、一点お尋ねいたします。  先ほどの休業要請等に係る協力金も財政調整基金からの繰入れというところでございましたが、今回も財政調整基金からの繰入金を病院のほうへと繰り出すということになるかと存じますが、この財源に関しましては、先ほど同様、国の交付金措置となされるものなのか、再度お尋ねをいたします。 ○財政課長(宮浦浩二君)  先ほど答弁いたしましたとおり、同様に国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象になるものと考えております。 ○六番(遠目塚文美君)  では、続いて議案第四十八号の詳細について数点お尋ねをさせていただきます。  先ほども二名の議員の質疑の中でも詳細について病院事務長より御説明があったところでございますが、もう少しだけ詳しくお尋ねをさせていただきます。  今回、主に新型コロナウイルス感染症に対する対策ということで予算計上されております。また、その中には、大学等からの専門講師による今後の御意見等を伺う場の報償費というものも含まれておりますが、今回のこの新型コロナウイルス感染症対策に係る、これに関しては、何かしらの専門の先生等々から、御意見またアドバイス等があって行われるものなのかどうなのか、確認をお願いいたします。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  今回の補正予算の計上に当たりましては、感染症指定病院の視察、研修も行っておりまして、保健所の方に施設を見ていただきましたり、先ほど申しました看護大の先生にも保健所からの御意向によりまして、一回施設を見ていただきまして、御意見等を頂いているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  また先ほど、コンテナボックスの件でも松窪議員からの質疑の中で詳細についてはお答えを頂いていたところではありましたが、今現在は、来られた患者が来た時点で、発熱がある際には電話をかけて入れるか入れないかということを確認されるということで認識しておりますが、間違いなかったでしょうか。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  はい、そのとおりでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  ここ数日で、えびの市内にもかなり緊張が走っている中かと思っております。ある病院では、玄関の外に交代制で職員が待機され、来られた患者に対しまして、簡単な問診、県外に行かれましたかとか、あと発熱ありますか、直接お話を聞いて、入り口を、では裏口に回ってください、こちらから入ってください、そういった指示をされていらっしゃるところもあるように見受けられますが、今後そのような対策はなされるものかお尋ねをいたします。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  昨日、院内の感染委員会がございましたので、その中で協議をいたしております。  協議の内容といたしましては、AIによる検温計の購入をいたすことといたしまして、そしてそこの玄関窓口の勤務体制を話合いを行ったところでございます。来週には実施できるのではないかと考えているところでございます。 ○六番(遠目塚文美君)  また、現在は発熱専門外来としての市立病院の指定というのはなさっていないということで、六月定例会で質問させていただいた際にも説明があったと認識しておりますが、現在も市内においてはその状況に変わりはないものか、確認までにお尋ねいたします。 ○市立病院事務長(藺牟田順子君)  発熱外来の設置については、ないものと思っております。 ○六番(遠目塚文美君)  最後になりますが、先ほど松窪議員からの質疑の最後の言葉の中でもありましたように、ここ数日、近隣のまちにて陽性者ということで確認をされた事案が数件上っております。陽性者と感染者というところがしっかりとどういった状況かということは把握をしなければいけないところでありますので、私も言葉をしっかりと選びながら質疑をさせていただいているつもりではありますが、そのように慎重な処置、現在、市立病院でも喫緊ではありましたが、このような対策を講じられるということで、慎重な処置また対応、あわせて正確な情報、またその情報の迅速な提供、また何よりもプライバシーの保護ということが大変心配されているところでございます。  先ほどと重複するところではありますが、本当にここ数日でかなりの人権侵害、また誹謗中傷、また根拠のないうわさ話等々が出回り連絡が絶えないところでございます。市長、今後、どのようにそのようなことに対応されるものか、また、市立病院におかれましても、発熱された方が心配な様子で来られることも懸念されております。市として、首長として、しっかりとした発信が大切かと思いますが、再度、お尋ねをさせていただきます。 ○市長(村岡隆明君)  先ほども答弁いたしましたが、八月の行政事務連絡会議での回覧文書でも、その旨の市長メッセージと、裏面は人権について誹謗中傷、人権侵害のないようにという形で配付をさせていただきました。  現在、陽性患者等が発生した自治体におかれましても、非常に情報のコントロールで困っていると。実際発生したりPCR検査を送ったり濃厚接触者となられた方は、周りの皆さんから非常に先に情報が入ってくると。ただ、最終的にはえびの市も、えびの市民の方で陽性患者、陽性が認められたときに初めて保健所から連絡が来るということで、ほかの首長たちもおっしゃっておられましたけれども、地域の住民のほうがある程度情報を先に知り得て、正確な行政からアナウンスできる情報が少ないということで、当然、プライバシーだったりとか疫学調査をしやすくするための中身だということは分かるけれども、なるたけ人権に配慮しながらたくさん情報を出してくれという要望等はほかの発生自治体の首長からもされておられましたので、それプラスいろいろなデマが、現在、えびのでは、PCR検査等も送っていないわけですけれども、どこどこの病院から送ったらしいとか、どこどこの病院に患者が入院しているらしいとかいうデマがどうしても出てしまっておる状況もございますので、行政が正しい情報をしっかり伝えると、そこの信頼関係をつくることで、それ以外は間違った情報だという意識を持っていただくように、そういったことを徹底していきたいと思っております。 ○六番(遠目塚文美君)  えびの市は人権に対しては、どの市町よりも熱心に取り組んでいるまちだと自負をいたしているところでございます。体調が悪くても病院の受診を控えることになったり、また、感染された方、陽性が確認された方が誹謗中傷されたり、また、御家族の方が影響を受けたり、何よりも医療従事者の方が窮屈な思いをされることのないよう、全ての市民、また全ての関係する方が安心してしっかりと新型コロナウイルス感染症に向き合えるような体制を、市長自ら発信をいただけると幸いでございます。私どももしっかりと議員としても、また議会としても取り組ませていただきます。  以上、私の質疑を終わらせていただきます。 ○議長(北園一正君)  ほかに質疑の通告はありません。以上で質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております報告第十三号専決処分した損害賠償の額の決定についてから報告第十五号専決処分した損害賠償の額の決定についてまでは、以上をもって終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第十六号、議案第四十七号及び議案第四十八号は、議会運営委員会の決定のとおり、会議規則第三十六条第三項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、報告第十六号、議案第四十七号及び議案第四十八号については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより、討論に入ります。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  これより、採決に入ります。  報告第十六号専決処分した令和二年度えびの一般会計予算の補正(第九号)の承認についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認することに決定いたしました。  議案第四十七号令和二年度えびの一般会計予算の補正(第十号)について、議案第四十八号令和二年度えびの病院事業会計予算の補正(第一号)について、以上、二件を一括採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。今期臨時会において議決されました議決案件などの条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第四十一条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(北園一正君)  御異議なしと認めます。よって、議決案件などの条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決定いたしました。  以上で、今期臨時会に付議された案件の審議は、全て議了いたしました。  これをもって、令和二年八月えびの市議会臨時会を閉会いたします。                     閉会 午前十一時三十六分...